入居条件付きの賃貸住宅とは

賃貸住宅は基本的に自由に決めることが出来ます。しかし、なかには大家が入居者の選別をするところもあるのです。たとえば生活保護受給者や高齢者の場合、入居を断るような物件もあります。大家としては出来れば安定した収入を持つ入居者を確保したいと思っています。ですからその人の勤務先や年収などを気にする人が多いのです。高齢者の場合には孤独死などの問題が発生する可能性がありますし、外国人などの場合には日本との文化の違いで、トラブルを起こす場合があります。そのようなトラブルに巻き込まれたくないと思っている大家は、そのような人たちの入居を断ってしまうのです。なお一般的な賃貸住宅の場合でも、入居条件というものがあります。

物件を決める際に確認しておきたい「入居条件」

物件により入居条件は異なります。とくに多い条件としては、万が一の時に備えた保証人の有無です。保証人になる人がいない場合には、入居できない場合があります。ですが、最近では保証人がいない場合でも、保証会社を利用すれば入居できる場合もあります。身寄りのいないような人は、入居が難しいことが多かったですが、保証会社があれば大家も安心して貸すことが出来るのです。他にも入居条件としては、どこの会社に勤めているのかといった属性や、年収や年齢などがあります。すべての条件に合致していなくても、大家と交渉するなどすれば、入居できる場合もあります。その際大家と信頼関係を築くことが出来れば、安心して入居することも可能です。